平成21年10月5日

選択的夫婦別氏制度について


こんにちは!国会対策委員長の漆原です。
最近、法務大臣が選択的夫婦別氏制度の導入に積極的な発言をしておられますが、大歓迎です。
平成13年、私は公明党法務部会長として、この法案を国会に提出致しました。提出理由は「最近における国民の価値観の多様化及び女性の地位向上、これらを反映した世論の動向等にかんがみ、婚姻制度に関しては個人の尊重と男女の対等な関係の構築の観点から、選択的夫婦別氏制の導入、婚姻適齢及び再婚禁止期間の見直し、夫婦間の契約取消権の廃止等を行い、相続制度に関しては、嫡出でない子の権利の保護の観点から、嫡出でない子の相続分を嫡出である子の相続分と同一とする必要がある」というものでした。しかし各党の賛同を得ることが出来ずに廃案となってしまったことは、誠に残念の極みでした。
法務省が来年の通常国会に向けて、この法案の準備をしていると聞いて、大変嬉しく思っています。

                          公明党国会対策委員長
              衆議院議員