平成17年1月1日

新年明けましておめでとうございます


 北陸信越の皆様、新年明けましておめでとうございます。
 昨年は、大風・集中豪雨・大地震と、日本列島は大きな災害にみまわれ、海外でもスマトラ沖大地震・インド洋大津波と未曾有の被害が発生致しました。新潟中越地震を始め被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げ、国会及び政府をあげての復興支援に全力を尽くして参ります。
 国会は本日第162回通常会が招集され、本日、小泉内閣総理大臣の所信表明演説が行われます。
郵政の民営化、三位一体改革、年金一元化を含む社会保障全般の見直し、イラク問題、北朝鮮問題等、内外にわたって重要課題が山積みしております。
 私は、今国会では、特に次の課題に焦点をあてて取り組んで参りたいと考えております。
1.景気の回復。
  不良債権の処理も、ほぼ終えて、日本経済は確実に回復基調にあります。この景気回復の波をさらに「大都市から地方に」、「大企業から中小企業へ」と波及させる事でありたいと考えております。

2.少子社会対策。
  本年を少子化対策元年としたいと思います。少子化は日本の国力の衰退です。政府に対して少子化対策を福祉政策から日本再生の基本戦略へと政策の変更を迫って参ります。

3.司法制度改革の充実。
 国民に身近で頼りがいのある司法制度の構築を目指して参ります。裁判員制度や司法ネットが真に国民のための制度となるように全力を尽くして参ります。

 最後になりましたが、皆様の御多幸と御健勝を心よりお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせて頂きます。


平成17年1月

公明党衆議院議員
幹事長代理
          漆原良夫