皆さん、今日は! 九州地方を襲った記録的豪雨が、東海地方、関東甲信地方に移りつつあります。今朝の東京の一部地域には、これまでに経験したことの無い大雨が降ったと報じられています。どうぞ万全な注意を払っていただきますよう、お願い致します。
さて、参議院議員選挙が本日公示になりました(投開票日は、7月21日です)。令和の時代の最初の国政選挙です。公明党は、あくまでも国民目線で「小さな声を聞く力」を旗印に掲げて戦います。どうぞ公明党に対する暖かいご支援を宜しくお願いいたします。
○ 「小さな声を聞く力」を旗印・・正に「庶民の党・公明党」の面目躍如と言うところですね。私は常々、「公明党には、他党には聞こえない庶民の小さな声を聞く力がある」「公明党には、他党には見えない物を見る力がある」と訴えてきました。
今国会で成立した、幼児教育の無償化法案や高等教育の無償化法案は、「親の経済状況に関係なく、学ぶ意欲のある人は誰でも学べる社会の構 築」という公明党の長年の取り組みで実現したものです。
○ 参院選の争点・・自公連立政権による「安定した政治」を選択するか否か、ということです。我が国は、少子高齢化問題や安全保障問題など、内政・外交ともに大事な課題に直面しています。今こそ安定した政権による力強い政権運営が必要です。
○ 野党統一候補・・野党の皆さんは、「安倍一強を倒す」を目標に野党統一候補を立てて戦うようです。しかし、野党各党の政策は、日本の安全保障政策(例えば、日米安全保障条約の取り扱い、自衛隊の合憲性など)、原発政策、憲法改正問題などで大きく異なっています。選挙に勝つことだけを目的として、その後の国政運営はバラバラと言うのであれば、それは政治の混乱と停滞を招くだけで無責任と言わざるを得ません。
○ 年金問題・・「老後に2000万円足りない」という金融庁の報告書をめぐり、立憲民主党や国民民主党など野党は、「年金100年安心は嘘」などとまるで鬼の首を取ったかのように大騒ぎをしました。
しかし、坂口元厚生労働大臣は、この野党の見解は「高齢者の生き方、暮らし方の問題と、年金制度の持続性という全く別の話がごっちゃにされてしまっている」と指摘し、また掘勝洋・上智大名誉教授は「安心の制度は揺るがず、破綻論は誤解に基づく批判」と指摘されています。
さらに、野田佳彦総理(当時民主党)も「(現行の年金制度が)破綻している、あるいは将来破綻すると言うことはない」と言明し、岡田克也副総理(当時民主党)は、現役世代の減少などにあわせて年金水準を調整する「マクロ経済スライド」を04年改革の「根幹」だと述べたうえで「もっと高く評価すべきだった」と答弁しているのです。
年金を政争の具にしてはなりません。いわんや選挙目当てに年金をもて遊ぶような無責任な言動は、厳に慎むべきです。
○ 参院選の重点政策・・山口代表と石田政調会長は参院選に臨む重点政策を発表しました。その主な内容を紹介します。
・国会議員歳費を10パーセント削減
・最低賃金の引き上げを推進
・1時間単位での有給取得
・新たな移動サービス導入
・出産一時金を50万円に拡充
などと、まさに国民目線の政策を掲げています。
○ 自公連立20年・・今年は、「自公連立20年」の佳節を迎えます。自民党政治に国民目線の公明党の政策が加わることによって、政治の安定は、単に「数の安定」のみならず、「質の安定」をももたらしました。 「公明党が自民党と連立を組んで本当に政治が変わった」と多くの人に喜んでもらっています。今後とも、小さな声にしっかり耳を傾け国民の声を政治に反映してまいります。
皆様におかれましては、どうか今後とも、公明党に対する暖かいご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
末尾ながら、天候不順な日々が続きます。皆様の益々のご健勝・ご活躍を心よりお祈り申し上げます。
以上
令和元年7月4日
公明党顧問 漆原良夫