平成29年8月7日
【改造内閣は経済最優先
 
自公の結束 政治に安定/ラジオ番組で漆原氏

 

公明党の漆原良夫中央幹事会会長は、6日放送のラジオ日本の番組「長野祐也の政界キーパーソンに聞く」の中で、3日に行われた内閣改造について「安倍内閣(の経済対策)によって生活が潤ったと実感してもらうことが、改造内閣の一番大きな目的だ」と述べ、経済再生を最優先課題として結果を出していく必要性を強調した。

安倍内閣の信頼回復に向けては、自民、公明両党による2012年の連立政権合意で掲げた「決して驕ることなく、真摯な政治を貫くことによって結果を積み重ね、国民の本当の信頼を取り戻さなくてはならない」との「原点に立ち返るべきだ」と力説。安倍晋三首相自身が、国民が抱く疑問に対して「丁寧に説明していくことが大事だ」と指摘した。

今後の自公両党の関係については「国の政治は安定が大事だ。自公の安定が本当に基本だから、ここを崩してはいけない」と強調した。

その上で「野党時代の3年3カ月間もずっと(自公で連携して)やってきた。この信頼関係は相当固い」と述べ、自公で結束して国政に当たっていく考えを改めて示した。



(平成29年8月7日付け公明新聞より転載)