公明党の司法書士制度推進議員懇話会(会長=大口善徳国会対策委員長)は15日、衆院第2議員会館で、日本司法書士会連合会(三河尻和夫会長)と日本司法書士政治連盟(田嶋規由会長)らから、司法書士法の改正などに関する要望を受けた。山口那津男代表や井上義久幹事長らが出席した。
席上、三河尻会長らは、司法書士法に「法律事務の専門家である司法書士は、国民の権利の擁護と公正な社会を実現するための職能であることを『使命規定』として位置付けてもらいたい」と強調した。
一方、成年後見センター・リーガルサポートの大貫正男相談役は、成年後見制度利用促進法に基づいて、市町村が基本計画の策定を検討する審議会で、成年後見実務に精通した司法書士を活用するよう求めた。
大口会長は「要望内容をしっかり受け止め、進めていきたい」と答えた。