平成29年1月16日
【日韓合意 誠実に履行
 
未来志向で互いの努力が大事/TBS番組で漆原氏

 

公明党の漆原良夫中央幹事会会長は、15日放送のTBS番組「時事放談」に出演し、韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦問題を象徴する少女像が設置されたことをめぐる日韓両国の反応に関して、「(韓国側では)感情的な話に発展しつつあり、心配だ。慰安婦問題を解決しようという方向で決めたわけだから、互いに未来志向の観点に立って解決に努力しなければならない」と強調した。

また、朴槿恵大統領が弾劾を受けて職務停止状態であることを踏まえ、「韓国側の政治状況が変わったからといって、日韓合意が変更されるのでは筋が通らない。国と国との合意だから、日本も韓国も誠実に履行することが大事だ」と力説した。

一方、トランプ米次期大統領がツイッターでトヨタ自動車の計画を批判するなどの見解を発信していることには、「大統領に就任したらできるだけ早く首脳会談や関係者の会議をやって、本当の気持ちを聞かなくてはならない」と述べた。



(平成29年1月16日付け公明新聞より転載)