公明党の山口那津男代表は15日、富山市で開かれた党富山県本部(吉田勉代表=県議)の「躍進の集い」、金沢市で開かれた党石川県本部(増江啓代表=県議)の「新春政経懇話会」であいさつした。両会場とも漆原良夫中央幹事会会長、浜田昌良参院議員が出席した。
富山の集いには来賓多数が参加し、石井驤齟m事、県市長会会長の森雅志・富山市長、全国商工会連合会の石澤義文会長、自民党国会議員らがあいさつした。
席上、山口代表は、自公政権がデフレ脱却に取り組んだ結果、3年連続2%の賃上げが実現するなど成果を上げていることを強調。「経済の力がついてきた表れだ。今年もその勢いを進めていきたい」と述べた。また給付型奨学金の実現など公明党の実績を紹介し「誰にでもチャンスのある社会をつくりあげたい」と訴えた。
さらに20日から始まる通常国会に触れ「予算・税制の一日も早い成立が希望につながっていく」と力説。「これからも連立政権は微動だにせず政治を前進させていく」と決意を述べた。
また山口代表は富山市議選、砺波市議選(ともに4月16日投票)に挑む公明党予定候補を紹介し、絶大な支援を呼び掛けた。
石川の会合には谷本正憲知事、山野之義・金沢市長、自民党国会議員ら多くの来賓が参加。白山市議選(2月26日投票)、4月に行われる、かほく市議選の公明党予定候補が勝利への決意を述べた。