平成28年12月21日
【小浜―京都ルート決定
 
北陸新幹線、140キロ延伸/与党PT

 

自民、公明両党の与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)は20日、衆院第2議員会館で会合を開き、北陸新幹線の敦賀(福井県)以西について、移動の速さと利便性を踏まえ、小浜―京都ルートの採用を決定した。公明党から井上義久幹事長と漆原良夫中央幹事会会長らが出席した。

国土交通省の試算では、延伸ルートの小浜―京都(全長140キロ)は所要時間約43分で結ばれる。建設費は2兆700億円で、30年後の完成を見込んでいる。京都駅から終着駅である新大阪駅までのルートについては、PTとして来年3月末までに最終決定する。

会合終了後、井上幹事長は、「(今後は)財源の確保とともに、環境影響評価をしっかり踏まえていくことが重要」と指摘。北陸新幹線の早期全線開業に向けて、「しっかり努力していく」と述べた。



(平成28年12月21日付け公明新聞より転載)