公明党の漆原良夫中央幹事会会長は21日、福井県越前市で開かれた党福井県本部の夏季議員研修会に山本香苗女性局長(参院議員)と共に出席し、あいさつした。これには石川博崇、伊藤孝江、熊野正士の各参院議員も出席した。
漆原氏は、憲法9条の専守防衛の理念を堅持する平和安全法制の制定や、消費税の軽減税率の対象として生鮮食品に加え加工食品も含めたことなど、公明党が連立政権で果たした役割を強調。「与党の中に公明党がいるから政治が安定し、安心感がある」と述べた。
山本局長は、今月2日に政府が決めた経済対策の中に、給付型奨学金の創設、年金受給資格期間の短縮などの施策が公明党の強い主張により盛り込まれたことを紹介。「実現に向け全力で取り組む」と訴えた。
研修会では菅生敬一・福井市議が活動報告を行った。