公明党の漆原良夫中央幹事会会長は16日、熊野せいし国際局次長(参院選予定候補=比例区)と共に、福井県鯖江市で行われた党県本部(西本恵一代表=県議)主催のフォーラムに出席し、参院選勝利へ絶大な支援を呼び掛けた。これには、山崎正昭・参院議長をはじめ多数の来賓が出席した。
漆原氏は、自公政権がこの3年半で進めてきた経済政策により、有効求人倍率が24年ぶりの高水準を記録したほか、約140万人の雇用増加や3年連続のベースアップなどが実現したと強調。その上で「これが最終章ではない。中小企業や家計が豊かになったと実感してもらわないといけない」とし、「山の8合目まで来た。デフレを脱却して山頂に到達したい。そのために自公政権の背中を押していただきたい」と訴えた。
熊野氏は、医師としての経験を生かし、がん対策の充実や介護基盤の強化などに取り組むと主張。「死に物狂いで戦い抜く」と必勝の決意を表明した。