公明党の漆原良夫中央幹事会会長は５月２３日、京都市内で開催された竹内譲衆院議員（厚生労働副大臣）の「国政報告会」に出席し、あいさつした。
　これには、熊野せいし党国際局次長（参院選予定候補＝比例区）が参加した。
　漆原氏は、７月の参院選で民進党や共産党が擁立する“統一候補”について「自衛隊や日米安全保障条約に対する考え方が全く異なっており、政策はバラバラだ。そんな政党に日本を任せられない」と批判。民主党（現・民進党）の政権時には党内の合意形成ができずに、経済が停滞したと指摘し、「自公連立政権で経済政策を推進していくしかない」と訴えた。
　竹内氏は先日、京都大学ｉＰＳ細胞研究所を視察し、山中伸弥所長と懇談したことに触れながら、「がん治療や難病支援、再生医療を後押しし、日本のみならず世界の人々の健康のために貢献したい」と語った。
　熊野氏は、医師としてＣＴやＭＲＩなどの画像を診断した経験を生かし、「がんや認知症の対策、介護基盤の強化を全力で進める」と強調。「立党精神を胸に、一人に寄り添う政治の実現をめざす」と、必勝への決意を表明した。
　来賓として、自民党の二之湯智参院議員、門川大作・京都市長があいさつした。