平成27年12月12日
【検討委員会を設置へ
 
検討委員会を設置へ/与党PT 九州新幹線長崎ルートで

 

 与党の整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(PT)は11日、衆院第2議員会館で会合を開き、九州新幹線長崎ルート(博多―長崎)に導入を予定している「フリーゲージトレイン(軌間可変電車)」の開発が遅れている事態を受けて、今後の対応を協議する検討委員会を立ち上げることを決めた。
 公明党から井上義久幹事長、漆原良夫中央幹事会会長らが出席した。
 国土交通省は、同ルートについて、フリーゲージトレインの開発の遅れにより、当初予定の2022年度の全面開通が困難になったとする見解を示していた。こうしたことを受けて、会合では参加議員から「検討委員会をつくりたい」との意見が上がった。
 このほか会合では、北陸新幹線の福井先行開業、福井県・敦賀―大阪間の整備状況などについて、報告があった。
 また、同PTは同日、北陸新幹線の敦賀以西のルートを協議する検討委員会を開き、三日月大造・滋賀県知事と意見交換した。



(平成27年12月12日付け公明新聞より転載)