平成27年9月3日
【少年審判は更生に重き
 
東京家裁で党PT 成年年齢のあり方探る

 

 公明党の民法・少年法等成年年齢の検討に関するプロジェクトチーム(PT、座長=漆原良夫中央幹事会会長)は1日、東京・千代田区の東京家庭裁判所を訪れ、田村幸一所長らと意見交換するとともに、成年年齢のあり方などを探った。
 漆原座長らは、少年審判廷など少年事件に関わる施設を視察し、少年審判担当の裁判官や調査官から再犯防止教育などの重要性などについて説明を受けた。
 また、田村所長らとは来年の参院選から18歳選挙権が実現することを踏まえた、少年法の適用対象年齢の見直しの議論についての意見交換も行った。
 漆原座長は「少年審判は更生に重きを置いている。成年年齢の議論をする上で参考にしたい」と述べた。




(平成27年9月2日付け公明新聞より転載)