公明党の漆原良夫中央幹事会会長は14日、福井県鯖江市内で開かれた「公明フォーラム」に出席し、安全保障や地方創生など、国政の重要課題について講演した。
漆原氏は、国会で審議中の「平和安全法制」の関連法案に関して、「日本の防衛と国際貢献のため、憲法9条の下で許される範囲内で法律を整備するもの」と説明。「他国防衛を目的とした集団的自衛権は行使できないとする政府の憲法9条解釈の根幹は維持されている」と強調した。
また、漆原氏は「地方創生」を掲げ、同県内で全員当選を果たした統一地方選での絶大な支援にあらためて感謝を表明。「公明党は約束通り、地方創生、鯖江市の創生に全力で取り組む」と力説し、6月28日告示の鯖江市議選(7月5日投票)の勝利へ、支援を訴えた。
これに先立ち、同市議選予定候補の、おく村義則、えんどう隆の両市議が必勝へ力強く決意を述べた。