公明党の井上義久幹事長は27日、衆院第2議員会館で富山・石井隆一、石川・谷本正憲、福井・西川一誠、長野・阿部守一の各県知事らと会い、北陸新幹線の早期全線開通の要望を受けた。漆原良夫中央幹事会会長、石井啓一政務調査会長が同席した。
知事らは席上、今年3月に同新幹線の長野―金沢間が延伸開業したことによる経済効果の高さなどを強調。その上で、2022年度に開業予定の金沢―敦賀(福井県)間のうち、金沢―福井間の先行開業を検討することを求めたほか、大阪までの早期全線開通も訴えた。
井上幹事長は「与党プロジェクトチームの方針に沿って、しっかり取り組む」と述べた。