新潟県津南町の国道405号で18日に起きた土砂崩れで集落が一時孤立した問題を受け、公明党の漆原良夫中央幹事会会長、新潟県本部の志田邦男代表(県議)、安沢峰子女性局次長、宮沢幸子十日町市議は23日、同町の現場を調査した。
漆原氏らは町役場で上村憲司町長らと面会。町側は東京電力中津川第1発電所の導水路からあふれ出した水が土砂崩れを引き起こした可能性があることを説明した。町長は「一日も早く、豪雪に強い安全な道路を確保することが一番の願い」と強調。さらに、要援護者のための除雪予算をすでに使い切ったことなどを述べ、除雪体制の確保へ支援を求めた。
これに対し、漆原氏は、土砂崩れの再発防止や除雪への支援などに向け、「一生懸命に取り組んでいく」と答えた。この後、一行は土砂崩れの現場を視察した。
また、一行は、十日町市役所で関口芳史市長から道路整備のほか、東京五輪・パラリンピックでの火焔型土器をデザインした聖火台の採用などについて要望を受けた。