政府と自民、公明の与党両党は19日昼、国会内で協議会を開いた。席上、公明党の井上義久幹事長は「(今国会は)『好循環実現』の国会として出発した。国民の期待は経済(再生)にあるので、しっかり取り組んでいきたい」と強調。「骨太の方針」の策定や、社会保障の拡充、地方の活性化対策について、政府・与党で取り組むべきだと指摘した。
集団的自衛権をめぐる憲法解釈など安全保障に関する与党協議については、「国民的コンセンサス(合意)を得るように頑張っていきたい」と述べた。
一方、衆院選挙制度改革に関して自公両党は、衆院議院運営委員会の下に第三者機関の設置をめざし、20日に与野党の国会対策委員長会談を開いて協議する方針を確認した。