自民党の石破茂、公明党の井上義久両幹事長は14日午前、都内で会談し、現在、自公両党で協議している特定秘密保護法の運用を監視する国会機関の設置に向け、今国会中に国会法を改正することをあらためて確認した。自民・佐藤勉、公明・漆原良夫の両国会対策委員長が同席した。
また、「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)から15日に報告書が提出された後、安倍晋三首相が政府の「基本的方向性」を示すことを受けて開かれる与党協議については、来週の早い時期に初会合を開く方向で調整することで一致した。
このほか、6月22日までの通常国会について、会期を延長しない方針も確認した。