平成26年3月2日
社労士の業務拡大を
 
社労士の業務拡大を/ADRなどで要請受ける/党懇話会

 
 公明党社会保険労務士議員懇話会(会長=井上義久幹事長)は26日、衆院第2議員会館で全国社会保険労務士政治連盟(堀谷義明会長)から社労士の業務拡大について要請を受けた。
 これには山口那津男代表、漆原良夫国会対策委員長らが出席し、冒頭、山口代表が「合意形成を可能な限り早く進めたい」と述べた。
 連盟側は、裁判外紛争解決手続き(ADR)の代理業務ができる特定社労士について言及。現在、民間機関でのADRの場合、紛争の目的価額が60万円を超えると、弁護士と共同で代理人になる必要があるため、単独で代理できる価額の引き上げを求めた。
 また、連盟側は▽社労士業務に関する裁判所での出廷陳述権の付与▽1人で社労士法人を設立できる制度の創設――も要望した。井上幹事長は「しっかり取り組む」と応じた。

(平成26年2月28日付け公明新聞より転載)