平成25年11月14日
中国残留邦人 配偶者支援に謝意
 
中国残留邦人 配偶者支援に謝意/首相らを表敬訪問/公明・漆原氏が同席

 
 日本に永住帰国した中国残留邦人らは12日、首相官邸に安倍晋三首相を訪ね、残留邦人の配偶者の自立支援に向けた「中国残留邦人支援法改正案」の国会提出を前に、謝意を表明した。
 自民、公明の与党中国残留邦人支援に関するプロジェクトチーム(PT)の野田毅座長(自民)と
漆原良夫座長代理(公明)らが同席した。
 同改正案は、永住帰国した残留邦人の死亡後、残された配偶者に月額約4万4000円の支援金を新設することなどが柱。与党がまとめ、野党に協力を呼び掛けて近く議員立法として提出する方針。今国会での成立をめざす。
 あいさつした
漆原氏は、同法案を「(今国会中に)最優先で成立させたい」と述べるとともに、「配偶者の皆さんが元気に健康に暮らしてもらい、日本を温かい国と思ってもらえるよう尽力したい」と訴えた。

(平成25年11月13日付け公明新聞より転載)