平成25年6月3日
0増5減 審議入り早く
 
0増5減 審議入り早く/区割り法案で野党を批判/漆原氏

 
 公明党の漆原良夫国会対策委員長は31日昼、国会内で開かれた党代議士会であいさつし、衆院を4月に通過し参院に送られている、1票の格差を是正するため衆院小選挙区を「0増5減」する区割り改定法案をめぐる野党の対応を批判した。
 漆原氏は参院で野党側が、みんなの党が参院に提出した衆院小選挙区の「18増23減」法案を「0増5減」法案と同時に審議するよう求め、審議入りを事実上遅らせていることについて、「衆院の選挙制度を参院で先議するというのは全くおかしな話だ」と指摘。
 その上で、「民主、みんなの党は昨年11月に『0増5減』に賛成したのだから、原点に立ち返り、区割り法案を審議すべきだ」と述べた。

(平成25年6月1日付け公明新聞より転載)