平成25年3月2日
景気浮揚へ予算成立早く
 
景気浮揚へ予算成立早く/BS11で漆原氏 資金繰り支援を万全に

 
 公明党の漆原良夫国会対策委員長は28日、BS11の番組収録で、経済対策などを柱とする2012年度補正予算が26日に成立したことに関して、「(引き続き)本予算をしっかり上げることで景気が浮揚する」と指摘し、13年度予算案の5月の連休前成立をめざす考えを表明した。
 参院が否決した法案を衆院で再可決する、いわゆる「3分の2条項」については、行使に慎重な姿勢を示し、丁寧な国会運営に努めると述べた。
 また、3月末で期限切れを迎える中小企業金融円滑化法について「わが党は延長すべきだと言い続けている」とした上で、仮に延長にならない場合でも「中小企業の皆さまが困らないような手だてを考えたい」と述べ、資金繰り支援に万全を期す必要性を強調した。
 円安などによる石油製品や小麦などの価格上昇については、国民生活への影響に懸念を示し、「国会審議の中でしっかり対応するよう内閣に言っていく」と述べた。

(平成25年3月1日付け公明新聞より転載)