平成25年2月21日
現場をよく見て判断を
 
現場をよく見て判断を/井上幹事長 復興加速へ政府に要望/政府・与党協議会

 
 政府と自民、公明の与党両党は18日昼、国会内で協議会を開き、席上、公明党の井上義久幹事長は、東日本大震災の復興を加速させるため「権限を持った人が現場に行き、よく見て判断してもらいたい」と政府に要望した。菅義偉官房長官はきちんと対応していく考えを示した。
 また、国会同意人事手続きのルール見直しについて、菅官房長官が「できるだけ早期にしてもらいたい」と与党側に要請。自民党の鴨下一郎国会対策委員長は「積極的に進める」と述べるとともに、公明党の漆原良夫国対委員長は「与野党国対委員長会談で速やかに決着できるようにしたい」と述べ、与野党間の調整を急ぐ考えを示した。
 衆院選挙制度改革に関して、民主党から自民、公明両党に幹事長会談の申し入れがあったことには、自民党の石破茂幹事長と井上幹事長は共に受け入れる考えを示し、今週をめどに開催される方向となった。
 このほか菅官房長官は、2013年度予算案を「28日に提出したい」と述べた上で、今国会の政府提出法案については65本程度を予定しているとした。
 同協議会には、公明党から白浜一良参院会長、木庭健太郎参院幹事長、西田実仁参院国対委員長も出席した。

(平成25年2月19日付け公明新聞より転載)