平成25年1月16日
「結果出す政治」めざす
 
「結果出す政治」めざす/日銀総裁人事 経歴、出身にこだわらず/福井県で山口代表

 
 公明党の山口那津男代表は14日、福井市内で開かれた党福井県本部(石橋壮一郎代表=県議)の新春年賀会に漆原良夫国会対策委員長と共に出席し、支援を訴えた。これには山本かなえ参院議員(参院選予定候補=比例区)、杉ひさたけ党国際局次長(同=大阪選挙区)らが出席した。
 山口代表は「政治に求められるのは、結果を出すことと、幅広い合意をつくっていくことだ」と強調。その上で、国会同意人事である日銀総裁の人事に触れ、「日銀の独立性を保ちながら、日本をデフレ脱却に導くための大胆な金融政策、仕事をつくり出すための機動的な財政施策を行う上で重要だ。これらにふさわしい人であれば経歴、出身にこだわらない」との見解を述べた。また、原子力規制委員会人事についても触れ「国会のお墨付きを得た上で、安全基準を確立し、政府が責任を持って実施しなければならない」と語った。
 
漆原国対委員長は、新政権の経済対策への「期待値」を現実のものにする必要性を力説。山本さんは「参院選に勝利し、女性の力で日本再建の道筋をつけたい」と決意を表明した。
 また来賓の西川一誠県知事、稲田朋美行政改革担当相(自民党)らがあいさつした。

(平成25年1月15日付け公明新聞より転載)