平成25年1月12日
緊急経済対策 大筋了承
 
緊急経済対策 大筋了承/補正予算の成立、執行急ぐ/政府・与党

 
 政府と自民、公明の与党両党は10日、首相官邸で日本経済再生に向けた緊急経済対策に関する会議を開き、同対策を大筋了承した。政府からは安倍晋三首相や麻生太郎財務相、太田昭宏国土交通相(公明党)らが、公明党からは山口那津男代表や井上義久幹事長、漆原良夫国会対策委員長、石井啓一政務調査会長らが出席した。
 会議の中で山口代表は、同対策を基に「政府は補正予算の編成に当たってほしい」とした上で、補正予算の速やかな成立、執行へ与党も尽力していくと強調。石井政調会長は「(政策を実施するための)手続きが煩雑だったり、要件が厳しすぎたりして使い勝手が悪くならないよう配慮を」と訴えた。
 会議では、11日に事業費などを盛り込んだ同対策を正式決定することを確認した。
 会議終了後、記者団に対し石井政調会長は、公明党が昨年末に政府に申し入れた項目の「大部分が盛り込まれたことは評価したい」との認識を示した。

(平成25年1月11日付け公明新聞より転載)