平成24年11月26日
新エネルギー社会つくる
 
新エネルギー社会つくる/公明は具体的な政策を提示/長野、上田市で山口代表が強調

 
 公明党の山口那津男代表は24日、長野県入りし、漆原良夫国会対策委員長(衆院選予定候補=比例北陸信越ブロック)を応援。長野、上田両市で街頭演説を行い、衆院選について「具体的な政策を掲げているかどうかを見てもらいたい」と述べ、公明党が提示する経済対策を力説して支援を呼び掛けた。
 この中で山口代表は、“経済無策”など失政続きの民主党政権を批判。その一方で、公明党が掲げる「防災・減災ニューディール」について「東日本大震災の教訓から国民の命を守るためにも必要だ。最も即効性があり、重要性がある経済再建の柱だ」と強調した。
 さらに、新しいエネルギー社会の創造に向けた再生可能エネルギーの普及・促進に関して、「地球温暖化で化石燃料(の利用)には制約があり、原発は新しくはつくれない中で、日本に豊富なエネルギー資源をもっと活用すべきだ」と指摘。太陽光や小水力、風力、地熱などの利用拡大に力を入れるべきだとの考えを示し、「長野県は豊かな自然があり、(再生可能な)エネルギー資源に恵まれている。そういう特長を生かしたい」と述べた。
 また、各地の特色を生かした観光振興や「攻め」の農業政策にも触れ、「世界に誇れる日本にしていく」と強調。地域の声を国政に届ける公明党のチーム力を訴え、「具体的な政策を掲げ、地域に根差した実行力は、日本の政党の中で公明党が一番だ」と力説した。

(平成24年11月25日付け公明新聞より転載)