平成24年11月9日
予算委開催に応じよ
 
予算委開催に応じよ/野党各党が一致 与党に要求

 
 自民、公明など野党12党の国会対策委員長らは7日午前、国会内で会談し、与党側に対して予算委員会の早期開催を求めることで一致した。これを受けて自民党の浜田靖一国対委員長は、民主党の山井和則国対委員長に予算委の開催を要請したが、山井氏は回答を保留した。
 終了後、野党各党の国対委員長らはそろって記者会見し、国会の慣例も踏まえ、改造内閣が発足して初めての国会で、全閣僚に各党が質問できる予算委を開かないことは容認できないと強調。与党側が予算委の日程を明らかにしないまま、8日の衆院本会議で特例公債法案を審議入りさせようとしていることを批判した。
 この中で公明党の
漆原良夫国対委員長は、「内閣を改造したら、予算委を開くのは当たり前だ。なぜ開けないのか疑問だ」と指摘。「特例公債法案(の質疑)も、予算委もやらなければならない」と述べ、与党側に予算委の開催を引き続き求めていく考えを示した。

(平成24年11月8日付け公明新聞より転載)