平成24年7月21日
不服申立に代理権付与
 
不服申立に代理権付与/行政書士会の要望受ける/山口代表ら

 
 公明党の山口那津男代表は19日、衆院第1議員会館で開かれた党行政書士制度推進議員懇話会(石田祝稔会長=衆院議員)の政策懇談会に出席し、日本行政書士会連合会(北山孝次会長)と日本行政書士政治連盟(同)から要請を受け、意見交換した。これには、井上義久幹事長、漆原良夫国会対策委員長、石井啓一政務調査会長ら多数の衆参国会議員が参加した。
 席上、北山会長は、特に官公署の許認可に関わる行政不服申立手続きについて、行政書士に代理権が与えられるよう行政書士法の改正を要望。また裁判外紛争処理制度(ADR)についても、代理権を認めることなどを求めた。
 これを受け山口代表らは、身近な法律家としての行政書士の活動に敬意を表するとともに、さらに活躍の場が広がるよう、「要望された制度の実現に向け、力を合わせて取り組んでいきたい」と述べた。

(平成24年7月20日付け公明新聞より転載)