平成24年7月11日
民主に政権担当力なし
 
民主に政権担当力なし/講演会で漆原氏 一体改革めぐる混乱批判/富山県

 
 公明党の漆原良夫国会対策委員長(衆院議員)は8日、党富山県本部(吉田勉代表=県議)が富山、魚津、高岡の各市で開催した時局講演会に、谷合正明青年委員長(参院議員)らとともに出席し講演した。これには、石井隆一県知事らが来賓として出席した。
 
漆原氏は、社会保障と税の一体改革をめぐる民主、自民、公明3党による修正協議で「公明党は、増税先行・社会保障置き去りに歯止めをかけた」と力説。その上で、3党合意に(1)民主党が掲げる新年金制度や後期高齢者医療制度の廃止を事実上、撤回(2)低所得者対策(3)防災・減災に重点を置く景気対策――など公明党の主張が反映されたことを強調した。また、この問題をめぐる混乱で離党者が出ている民主党について「政権担当能力を失っている」と批判した。
 谷合氏は、社会保障を支える若者の雇用対策について、「公明党は一人の声を大切にし、ミスマッチ解消策などに取り組んでいる」と語った。

(平成24年7月10日付け公明新聞より転載)