平成24年6月19日
「増税先行」に歯止め
 
「増税先行」に歯止め/漆原氏ら力説 景気回復に全力で挑む/金沢市で街頭演説

 
 公明党の漆原良夫国会対策委員長(衆院議員)は17日、金沢市内で行われた党石川県本部(増江啓代表=県議)主催の街頭演説会に出席し、公明党への支援を呼び掛けた。これには、県本部所属の各議員が参加した。
 
漆原氏は、公明党と民主、自民両党が政府提出の社会保障と税の一体改革法案の修正協議で合意したことについて、公明党の主張で(1)最低保障年金の創設などの事実上の撤回(2)防災・減災を軸にした景気対策の検討(3)消費税率を8%に引き上げる際の低所得者対策――が反映されたことを紹介し、「公明党が増税先行に歯止めをかける」と強調した。
 また
漆原氏は、民主党内が同法案への対応で足並みがそろっていない現状を強く批判するとともに、「今国会で(同法案が)成立できなければ、解散すべきだ」と訴えた。
 増江県代表は、「地方議員が一丸となって、景気回復などの諸問題に全力で取り組みたい」と述べた。

(平成24年6月18日付け公明新聞より転載)