平成24年6月5日
公共施設の耐震補強を
 
公共施設の耐震補強を/漆原氏ら 老朽化進む橋を視察/富山市

 
 公明党の漆原良夫国会対策委員長(衆院議員)は3日、富山市内で、老朽化が著しい「荒川跨線橋」を視察し、県職員から同橋の劣化状況などを聞いた。これには、党富山県本部の吉田勉代表(県議)のほか、小沢正明、堀江かず代、佐藤則寿の各富山市議が同行した。
 同橋は、富山地方鉄道本線の高架橋(長さ171・4メートル)で、県職員によると、築44年が経過し、特に橋脚のコンクリート部分のひび割れや、鉄筋のさびによる劣化が進行。そのため、橋桁の固定やコンクリートのひび割れ部分に樹脂を注入するなどの耐震補強工事を行っているという。
 
漆原氏は「老朽化が進む橋やトンネルなどの耐震補強は喫緊の課題だ」として、「党としても国と地域が連携して公共施設などの耐震化を進めていく」と述べた。

(平成24年6月4日付け公明新聞より転載)