平成24年5月26日
問題多い消費増税法案
 
問題多い消費増税法案/漆原氏 街頭で民主の対応を批判/富山市

 
 公明党富山県本部(吉田勉代表=県議)は14日、JR富山駅前で街頭演説会を開催した。これには、公明党の漆原良夫国会対策委員長のほか、県本部所属の各市議が参加した。
 吉田県代表は、同県の神通川流域で起きた、日本の4大公害病の一つである「イタイイタイ病」が、公明党の国会議員の質問がきっかけで、日本初の公害病認定を受けたことを紹介。「公明党が現場の生の声を政治に反映させてきた結果だ」と強調した。
 漆原氏は、民主党の消費増税法案について「審議入りがあまりに遅い」と指摘。その上で、同法案の問題点として、(1)社会保障の全体像が示されていない(2)増税が景気に及ぼす影響が考慮されていない(3)弱者対策・逆進性対策がない――ことを挙げた。
 その上で、漆原氏は「民主党政権について国民に信を問うべきだ」と力説した。

(平成24年5月25日付け公明新聞より転載)