平成24年5月16日
防災・減災対策強化を
要望書を手渡す

防災・減災対策強化を/17万人の署名添え 漆原氏らが知事に要望/党富山県本部

 
 公明党富山県本部(吉田勉代表=県議)は14日、県庁で石井隆一知事に対し、「防災対策の強化を求める要望書」を17万4855人の署名簿を添えて提出した。これには、漆原良夫党北陸・信越方面議長(衆院議員)、吉田県代表らが出席した。
 同県本部は、災害に強い県の構築をめざし、街頭で署名活動を展開。同要望書は、(1)地域の防災拠点となる学校施設の防災機能の強化(2)学校、家庭、地域社会が連携した避難訓練の実施と防災教育の充実(3)新たな「防災ハンドブック」「災害時安心カード」を作成し、全世帯への無償配布を実施――を求めた。
 席上、漆原氏は老朽化した橋や配管の補強など、幅広い分野での防災・減災対策の見直しが必要であるとし、「国としてもしっかり取り組む」と述べた。
 石井知事は署名活動に謝意を述べるとともに、要望を受け「対策強化に努めたい」と強調。また、県防災会議への女性委員の積極的登用などを進める考えを示した。

(平成24年5月15日付け公明新聞より転載)