平成24年5月10日
問責2閣僚の辞任早く
 
問責2閣僚の辞任早く/自公一致 円滑な国会審議に必要

 
 自民、公明両党の幹事長らは8日午前、都内で会談し、参院で問責決議を受けた前田武志国土交通相と田中直紀防衛相について、「原子力規制組織の法案など(今後の国会審議)を円滑に行うためには、早く辞任させるべきだ」として、問責2閣僚の早期辞任を強く求めていく方針をあらためて確認した。公明党から井上義久幹事長、漆原良夫国会対策委員長、石井啓一政務調査会長が出席した。
 会談では、無罪判決を受けた民主党の小沢一郎元代表について「政治的、道義的責任は免れないわけだから、国会でしっかり説明をしてもらわなければならない」との見解で一致した。
 また、野田佳彦首相の大型連休中の訪米や13、14両日の日中韓首脳会議について、首相による国会での報告と質疑を求めることでも一致した。

(平成24年5月9日付け公明新聞より転載)