平成24年4月13日
鳩山氏招致を要求へ
 
鳩山氏招致を要求へ/衆院予算委 北ミサイルで集中審議も/自公

 
 自民、公明両党の幹事長らは11日午前、都内で会談し、北朝鮮の「衛星」と称する弾道ミサイルが発射されれば、衆院予算委員会での集中審議を求めていく方針で一致した。公明党から井上義久幹事長、漆原良夫国会対策委員長、石井啓一政務調査会長が出席した。
 また、イランを訪問した民主党の鳩山由紀夫元首相が国際原子力機関(IAEA)を批判したと同国側に報じられた問題を受けて、衆院予算委への鳩山氏の参考人招致を要求していくことも確認。同問題について「日米間の信頼関係を損ねたのではないか」「民主党の外交担当最高顧問に任命する野田佳彦首相の考えがおかしい」などの意見が相次いだ。
 一方、大阪維新の会が掲げる「大阪都」構想の実現に向けた地方自治法改正案と、政府の原子力規制庁設置法案の対案をそれぞれ共同提出する方針を確認。
 衆院選挙制度改革については、各党協議会の樽床伸二座長(民主党)による新たな改革案の提示が遅れていることを踏まえ、「早く案を出すべきだ」との認識で一致した。

(平成24年4月12日付け公明新聞より転載)