平成２４年４月３日 【合意形成の政治進める】 　 合意形成の政治進める／政経懇話会で山口代表　民主政権は決断できず／金沢市 　 　公明党石川県本部（増江啓代表＝県議）主催の政経懇話会が１日、金沢市で開催された。これには公明党の山口那津男代表、漆原良夫国会対策委員長が、谷本正憲知事や県内市町の首長、自民党の国会議員らとともに出席した。 　講演した山口代表はねじれ国会の中で、民主党政権が震災復興をはじめ、政治課題の解決に向けた決断をできないことが、国民の不信につながっていると批判。これに対し公明党は、議員立法により復興庁の創設をリードし、郵政改革に道筋を付けるなど「議論を尽くして合意をつくる。結果を出す政治を進めてきた」と強調した。 　さらに山口代表は民主党政権について（１）マニフェストは総崩れ（２）やらないと言ったことをやろうとする（３）選挙を経ずに３人目の首相――と指摘。「これ以上、国民を裏切り続けるのであれば国民に信を問い、けじめをつけるべきだ」と訴えた。 　漆原国対委員長は消費税増税法案の対応をめぐり、民主党や国民新党の内部が混乱していることに触れ「政権与党の足元も固められないのならば、野党に協議を呼び掛ける資格はない」と強く批判した。 （平成２４年４月２日付け公明新聞より転載）