平成24年3月5日
災害対応 国の役割明確に
 
災害対応 国の役割明確に/井上幹事長、漆原氏「地方を守る会」で表明

 
 公明党の井上義久幹事長と漆原良夫国会対策委員長は3日、都内で開かれた「地方を守る会」(代表世話人=國定勇人・新潟県三条市長)の総会に出席し、国土交通省の地方分部局「地方整備局」の在り方などについて見解を述べた。
 井上幹事長は、多くの市町村長が地方分権改革に伴う整備局の廃止や地方移管に懸念を示している点に言及。
 「(東日本大震災の)復旧の役割を果たしてきたのは整備局」として、災害復旧や国民の生命を守る整備局の機能を維持・強化する必要性を訴えた。
 さらに、災害対応の主な責任を市町村に持たせている点に触れ、「国の役割を明確に」と指摘した。
 
漆原氏は「国民の生命を守るには、どうすれば十分なのか議論すべきだ」と強調した。

(平成24年3月4日付け公明新聞より転載)