平成24年2月1日
「国民を欺くやり方」
 
「国民を欺くやり方」/年金試算非公表 数字示し堂々議論を/浜松市で漆原

 
 公明党の漆原良夫国会対策委員長は30日、浜松市内で開かれた党静岡県本部(大口善徳代表=衆院議員)の「新春の集い」に出席し、あいさつした。大口県代表のほか、塩谷立・自民党総務会長、鈴木康友・浜松市長ら多数の来賓が参加した。
 
漆原氏は、民主党が国民の反発を恐れて、同党が掲げる年金制度の抜本改革案に必要な財源の試算を公表しないことについて、「国民を欺くやり方だ」と批判。数字を明示して堂々と議論すべきだと強調した。
 また、野田佳彦首相が「増税一本やり」になっていると指摘し、「デフレをどう克服するか、成長戦略をどうするのかが(首相から)全く出てこない。そんな中で消費税を上げることは断じて許されない」と力説した。

(平成24年1月31日付け公明新聞より転載)