平成24年1月17日
首相に任命責任ある
 
首相に任命責任ある/政権発足後、6閣僚が交代/石川県で井上幹事長

 
 公明党の井上義久幹事長は15日、金沢市内で開催された党石川県本部(増江啓代表=県議)の「新年の集い」に出席し、あいさつした。これには、漆原良夫国会対策委員長、荒木清寛、魚住裕一郎の両県本部顧問(ともに参院議員)のほか、森喜朗元首相、谷本正憲知事ら多数の来賓が参加した。
 井上幹事長は、野田政権発足後、4カ月間で6人の閣僚が交代した点について「野田佳彦首相の言う“適材適所”とは何だったのか。任命責任が問われる」と指摘。
 また「(民主党の)マニフェストは総崩れし、マニフェストに出ていない消費増税や環太平洋連携協定(TPP)交渉参加を声高に叫ぶ。こういうことを許していては政治は国民の信頼を得られない」と糾弾。
 24日召集の通常国会では政府・与党と厳しく対峙する一方、東日本大震災の復興や経済などの重要課題については「(与野党の)合意形成のために公明党は努力する」と強調した。
 
漆原氏は、「(国会議員)自ら身を切ることが国民に負担を求める前提だ」と、消費増税ありきの野田政権を批判した。

(平成24年1月16日付け公明新聞より転載)