平成23年9月30日
小沢氏の証人喚問要求
 
小沢氏の証人喚問要求/民主に幹事長会談呼び掛け/野党6党が一致

 
 自民、公明など野党7党は28日午後、国会内で国会対策委員長会談を開き、席上、社民を除く6党は、小沢一郎民主党元代表の証人喚問を民主党に要求することで一致した。社民党は衆院政治倫理審査会を主張した。
 また、民主党の輿石東幹事長が小沢氏の証人喚問に応じない考えを示していることに関して、野党側は昨年11月の与野党幹事長会談で、民主党の岡田克也幹事長(当時)が同党の方針として、小沢氏が国会の場で何らかの説明をする必要があるとの見解を示していたことを踏まえ、この問題での輿石氏の見解を聞くため、与野党幹事長会談を呼び掛けることも確認した。
 これに先立ち、公明党の漆原良夫国対委員長は、国会内で民主党の平野博文国対委員長と会談。平野氏は30日までの今国会を再延長しない方針を伝えた。これに対し、漆原氏は、次期臨時国会で今年度第3次補正予算案の審議前に、各委員会での閣僚の所信聴取と質疑を実施すべきだと述べた。

(平成23年9月29日付け公明新聞より転載)