平成23年8月4日
激甚災害指定を急げ
 
激甚災害指定を急げ/新潟・福島豪雨で党対策本部

 
 公明党新潟・福島豪雨災害対策本部(漆原良夫本部長=衆院議員)は1日、参院議員会館で会合を開き、新潟、福島両県を襲った記録的な豪雨で甚大な被害が発生したことを受け、内閣府から被害状況を聞く一方、一日も早い激甚災害の指定を求めた。これには山口那津男代表が参加した。
 席上、内閣府は死者・行方不明者が6人に上ったことや、43件の土砂災害を確認し、二次災害の恐れのある地域では多数の住民が避難所生活を余儀なくされていることを報告。建物や鉄道、農地にも大きな被害が発生していると説明した。
 漆原本部長は、新潟県内の現地調査で掌握した被害状況や住民の声を紹介し、「一日も早い復旧・復興に努め、激甚災害指定を」と強調。山口代表は、今回の被害地域では高齢化が進む一方、今年に入って自然災害が相次いでいることを指摘しながら「災害時の素早い対応が求められている」と強調した。

(平成23年8月2日付け公明新聞より転載)