平成23年7月3日
民主が国会空転を陳謝
 
与党 「5日から予算委」提案/民主が国会空転を陳謝/与野党国対

 
 与野党は1日午前、国会内で国会対策委員長会談を開き、今後の国会日程について、民主党は5、6の両日に菅直人首相が出席する衆参の予算委員会集中審議を行い、審議を再開させる方針を示した。原発事故の賠償に関しては、7日に衆院で原子力損害賠償支援機構法案、参院で野党5党が提出した賠償支払いを可能にする法案をそれぞれ審議入りすることを提案した。公明党から漆原良夫国対委員長が出席した。
 席上、民主党の安住淳国対委員長は、先月22日の国会延長以来、空転が続いてきたことに対し「与党として責任を感じる。民主党の配慮に欠けたやり方がこういう空転を招いた。おわびする」と陳謝。
 
漆原氏は「一日も早く国会審議が開催されるよう努力をお願いしたい」と述べ、日程に関しては持ち帰った。
 安住氏は2011年度第2次補正予算案を15日に提出する方針も示した。

(平成23年7月2日付け公明新聞より転載)