平成23年2月13日
民主、小沢氏喚問を拒否
 
民主、小沢氏喚問を拒否/「政治とカネ」集中審議は一致/与野党国対

 
 与野党の国会対策委員長は10日午前、国会内で会談し、自民、公明など社民党を除く野党6党が求める小沢一郎・民主党元代表の証人喚問をめぐり協議した。
 席上、民主党の安住淳国対委員長は、小沢氏の証人喚問について「野党でも反対しているところがあり、環境が整っておらず、できかねる」と拒否し、「民主党としては説明責任があることは認めるが、今後とも政治倫理審査会で行いたい」と述べた。
 これに対し、公明党の漆原良夫国対委員長は、「他党の反対は関係なく、説明責任があると言う民主党がどうなのかと聞いている。答えになっていない」と厳しく指摘した。
 また、会談では、衆院予算委員会で「政治とカネ」の問題に関する集中審議の開催で一致。さらに同日午後の菅直人首相と小沢氏の会談について、野党側は民主党の岡田克也幹事長から会談内容を報告するよう求めた。

(平成23年2月11日付け公明新聞より転載)