平成23年2月10日
公聴会前に喚問判断を
 
公聴会前に喚問判断を/石川氏の辞職決議案でも一致/野党

 
 社民党を除く野党6党は7日午後、国会内で国会対策委員長会談を開き、民主党の小沢一郎元代表の証人喚問の実施について、2011年度予算案に関する中央公聴会の日程が議決されるまでに、同党としての判断を明確にするよう求めることで一致した。
 公明党から
漆原良夫国会対策委員長が出席した。
 野党6党は、小沢氏の証人喚問要求に民主党が消極姿勢を見せているため、「予算委員会で、(中央)公聴会は大きなポイントになるから、日程を決める前に(証人喚問の判断を)求めたい」として、民主党に決断を促すことにした。
 一方、自民、公明、みんなの野党3党は、政治資金規正法違反罪で起訴され、初公判が開かれた石川知裕衆院議員に対する辞職勧告決議案を近く衆院に共同で再提出することで一致した。3党は昨年2月4日にも、同決議案を提出していたが、民主党が採決に応じなかったため廃案となった。

(平成23年2月8日付け公明新聞より転載)