平成23年1月30日
与党が審議入り強行
 
与党が審議入り強行/漆原氏 職権による開催、撤回を/衆院予算委

 
 衆院予算委員会は28日午後、与党側が中井洽委員長(民主)の職権で開会を強行し、自民、公明、みんな、共産の野党4党が欠席する中、野田佳彦財務相が2011年度予算案の提案理由説明を行った。
 これを受け、公明党の漆原良夫国会対策委員長は国会内で記者団に対し、「熟議どころか、野党の言い分を全く聞かないで職権で委員会をセットした。むしろ熟議の環境を壊している」と与党側を批判。
 中井委員長の対応は「全く公平さを欠いており、強く抗議する」として、強行な委員会運営を「白紙撤回しないのであれば、審議に応じる環境にない」と述べた。

(平成23年1月29日付け公明新聞より転載)