平成22年12月16日
対応先送りを批判
 
対応先送りを批判/招致問題で山口代表、漆原

 
 公明党の山口那津男代表は13日、広島市内で記者団と懇談し、民主党が同日の役員会で同党の小沢一郎元代表の国会招致問題への対応を岡田克也幹事長に一任したことについて「国民の7割から8割が小沢氏の国会での説明責任を求めるという民意の中で、民主党としての対応を求められている」と述べ、同党の決断を改めて求めた。
 一方、公明党の漆原良夫国会対策委員長も同日、国会内で記者団に対し、「結局前と同じ状態で、(問題)先送り、腰砕けだ。決め切れず、迷走する民主党を如実に表した。いつになったら結論を出せるのかと歯がゆい思いだ」と批判した。
 また、小沢氏の国会招致に関して、「国民の見えるところで偽証罪の適用がある、責任のある(場で)事実解明をしてもらいたい。(公明党として)あくまでも証人喚問を求めていく」と述べた。 

(平成22年12月14日付け公明新聞より転載)