平成22年12月12日
不十分だが反対せず
 
不十分だが反対せず/政倫審議決で民主の要請に/漆原

 
 公明党の漆原良夫国会対策委員長は9日夕、衆院第1議員会館で民主党の鉢呂吉雄国対委員長と会談した。
 席上、鉢呂氏は小沢一郎民主党元代表の国会招致問題について、13日の党役員会で政倫審で議決してでも小沢氏に説明を求める方針を決める考えを伝え、議決する場合に公明党の協力を求めた。
 漆原国対委員長は「われわは証人喚問を求めている。政倫審での説明は十分な説明とは言えないものの、国会での説明の場を設定するというのであれば反対しない」と述べた。
 政倫審は疑惑を持たれた政治家本人の申し出のほか、委員の3分の1以上が申し立て、過半数が賛成すれば審査を求めることができるが、本人が拒否することもできる。

(平成22年12月10日付け公明新聞より転載)