平成22年12月1日
問責閣僚の審議応じず
 
問責閣僚の審議応じず/自民、公明 国会対応で方針を確認

 
 自民、公明両党の衆参幹事長・国会対策委員長は29日午前、国会内で会談し、参院本会議で問責決議が可決した仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相が出席する国会審議には応じない方針を確認した。これには公明党から井上義久幹事長、漆原良夫国対委員長、木庭健太郎参院幹事長、魚住裕一郎参院国対委員長が出席した。
 席上、公明党側は今後の国会対応について、「(国会運営の)原理原則を踏まえ、問責した2閣僚が所管する委員会などには応じない」との考えを示し、これに自民党側も同意。また、全閣僚が出席して行われる党首討論にも、仙谷官房長官と馬淵国交相の出席を認めないことを確認した。
 一方、野党7党は同日午後、国会内で参院国対委員長会談を開き、社民党を除く6党は、問責を受けた両閣僚が出席する審議には応じないとした上で、両閣僚所管以外の議案、法案の審議には応じることを確認した。公明党の魚住裕一郎参院国対委員長が出席した。

(平成22年11月30日付け公明新聞より転載)