平成22年10月22日
鳩山氏資料問題 民主に調査要請
 
鳩山氏資料問題 民主に調査要請/証人喚問(小沢氏)要求も再確認/野党 

 
 自民、公明など野党7党の国会対策委員長らは20日午後、国会内で会談し、鳩山由紀夫前首相の資金管理団体の献金偽装事件をめぐり、鳩山氏が「ない」と国会で答弁した会計資料などのコピーを鳩山氏側が保管していたとの報道を踏まえ、鳩山氏と民主党に対し事実関係を調査し報告するよう求めることで一致した。公明党から漆原良夫国対委員長が出席した。
 また、野党側が2010年度補正予算案の審議入り前に民主党の小沢一郎元代表の証人喚問に応じるよう与党に求めてきたにもかかわらず、実現していないことから、引き続き証人喚問を強く求めていくことを再確認。
 衆院予算委員会での集中審議については、「内政、外交にわたって多くの問題点がある。補正予算案の審議が始まる前に行うべき」との意見で一致した。
 会談後、漆原氏は鳩山氏の資料問題について「(調査報告がないなど鳩山氏と民主党の対応によっては)証人喚問に進んでいく可能性もある」と述べた。

(平成22年10月21日付け公明新聞より転載)