平成22年9月24日
臨時国会/来月1日召集へ
 
臨時国会/来月1日召集へ

 
 政府、与党は22日、菅改造内閣発足後、初の論戦の舞台となる臨時国会を10月1日に召集することを決めた。
 会期幅は調整しているが、民主党は12月10日前後までの約70日間を検討している。
 当初は10月6日召集で調整していたが、早期召集を求める野党側に配慮。菅直人首相は同4、5両日にベルギーで開かれるアジア欧州会議(ASEM)への出席を見送り、召集日を前倒しした。
 与党は10月1日に首相の所信表明演説を行った上で、4日から3日間の日程で衆参両院で各党代表質問を行う方針。
 公明党の漆原良夫国会対策委員長は22日午前、国会内で民主党の鉢呂吉雄国対委員長と会談。席上、鉢呂氏は、臨時国会を10月1日に召集し、4日から衆参両院で代表質問を行いたいとの方針を伝えた上で、「参院選の結果を受けて、できるだけ野党と協力していきたい」と表明した。
 これに対し、
漆原国対委員長は「与野党双方が合意形成に努め、(国会審議を)より良いものにしていくことが大事だ」と強調した。

(平成22年9月23日付け公明新聞より転載)